2017年03月21日

コメを選んだ日本の歴史

「コメを選んだ日本の歴史」
 原田信男著 文芸春秋刊

米を中心に日本史を語る本。

冒頭に農学者、渡部氏の言葉が紹介されていて、
「日本で米を自由に食べられるようになったのは、高度経済成長期であって、日本人は米食民族ではなく、厳密には米食悲願民族だ」
というのに大笑いしてしまった。
確かに。
米、米、こだわりすぎで、美味しいのを食べたすぎ。
「ごはん」が食事全体をさす言葉でもある日本、米を愛しすぎ。
白いご飯だけで食事が成立するようになったら、日本人を極めてる(笑)

でさあ、やっぱり、ごはんは美味しいよねえ。
米食悲願民族の自覚あるわ。
posted by ちー at 01:12| 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月15日

法に背いて

「法に背いて」
 マイケル・エバハート著 講談社文庫刊

ハワイで知事がエスコートレディといるところを殺された。
ハワイ独立派の老人が逮捕されるが・・・。

ハワイのことは疎い。
アメリカが力づくで、ネイティブから土地を奪ったのだということくらいしか。
ハワイの歴史とか現状とかもわかりつつ、話が進むのでありがたい。

ところであの人の浮気相手は、職務上問題はないのか???
あと、このタイトルは今いち。
posted by ちー at 01:13| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月11日

氷の心臓

「氷の心臓」
 カイ・マイヤー著 あすなろ書房刊

アンデルセン生誕200年を記念してドイツで出版されたそうで、雪の女王がモチーフ。
先日、アナ雪が地上波初登場で話題になったが、あの展開に「おいおいvv」と正直思ってしまったv
本書は、ドイツ作家ということもあって、英米文学とは一味違う。

前に同じ作者のアダルトファンタジー作品を読んだが、展開が読めなくて新鮮だった。
本書は、うっひゃー!という感じの展開もあったりして、興味深い。
冬将軍が雪に餌をあげてるのが、くすっとなった。
posted by ちー at 22:00| ジュブナイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月08日

死体なき殺人

「死体なき殺人」
 マイケル・エバハート著 講談社文庫刊

ジョン・グリシャムとかスコット・トゥローとか、弁護士、検事が書いた法廷サスペンスが売れた後、雨後の筍のように、弁護士、検事が小説を書き、デビューしたそうで、その中で出てきた弁護士の著者の本作は、異例なほどの売れ行きとなったとか。
確かにこれがデビュー作とはすごい。
二転三転して、ぐいぐい読ませる。
共著として名前が上がっているので、その人が文筆業なのかもしれない。
原書では連名で出版されているが、日本版はエバハートの名前しかない。
著者は実際に死体なき殺人事件を担当し、それをモデルに本書を書いたそう。

しかしね、犯人はあの人かvv
あのう、主人公が間接的に殺人を犯したんじゃあ?みたいな感じでした。
posted by ちー at 00:43| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月02日

日本人のためのアフリカ入門

「日本人のためのアフリカ入門」
 白戸圭一著 ちくま新書刊

よくある入門書というと、アフリカの歴史、自然の概要みたいな感じなんだけど、本書は新聞記者が書いただけあって、マスコミがどうアフリカを伝えてきたか、といった内容。

紛争中のソマリアで一般人が戦闘に巻き込まれて死亡する率より、日本人の自殺率の方が高いという事実にはびっくりさせられたし、考えさせられた。
posted by ちー at 22:55| 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

銀幕に踊る死 他

「銀幕に踊る死」
「蜜のような殺意」
「凍りついた絆」
 T・J・マグレガー著 創元推理文庫刊

「闇に抱かれた女」のあと、女性探偵がシリーズ化したものの第2〜4弾。

よくできたミステリーだし、どんでん返しもあるのだが、基本的なパターンを踏んでいるので、犯人が出てきた瞬間にわかってしまうv
でもそれが安心して楽しめる作になっているのかもしれない。

低血糖症の人が食べまくっているのに、普通体形という、低血糖症を誤解しそうな記述がある。
低血糖になるのは、普通、食べて得た糖分を、インシュリンがどんどん脂肪細胞に片づけちゃうからで、糖を吸収してないわけではない。
しょっちゅう低血糖症状が出るので、食べるが、カロリーがしっかり体につくので、低血糖症には太った人が多い。
このパターンじゃない例もあるだろうが、それはむしろ特殊なケース。
やせている人もいるが、ごく一部。
アメリカには低血糖症の人が結構いるらしい。

2作目ではレイプされて人生が狂うキャラがまた出てくる。
うん、狂うよね、人生。
加害者は軽い気持ちでやりやがるが#

2作目から夫婦の関係が色々描かれていくのだが、この夫婦、嫌だわ、私vv
夫は偉そう、浮気もする、なんでそんな男を我慢してるか、妻よv
posted by ちー at 22:21| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

闇に抱かれた女

「闇に抱かれた女」
 T・J・マグレガー著 創元推理文庫刊

女性作家が連続殺人犯ということが明らかになっているため、早々に犯人は予想がついてしまうのだが、それでも楽しめた。
どうして殺人犯になってしまったかというのも悲しい。
いや、殺人はイカンが。

主人公女性は探偵で、とにかく始終食べていないと、お腹が空いて空いてたまらない、でも太らないという、うらやましい(食べても太らないのが。始終食べないとならないのは不便v)体質という設定。
代謝異常なのか??
posted by ちー at 22:47| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

病める狐

「病める狐 上下」
 ミネット・ウォルターズ 創元推理文庫刊

イギリスの田舎、小さな村で起こる事件、群像劇。

旧家の老人は、昨年自宅テラスで凍死した妻を殺したと、脅迫電話を受けていた。
その館の隣りにある村の共有地である林には、移動生活者たちがやってきて、居住権を主張し始めた。

主人公という主人公がいなくて、村という舞台がある中で、色んな人の行動や感情が交差して物語ができていく感じ。
イギリスらしく、陰々欝々。
posted by ちー at 20:20| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

アルファ/オメガ

「アルファ/オメガ」
 フランチェスカ・ヘイグ著 早川書房刊

核戦争後、人類は男女双子で生まれ、片方は正常だが、片方にはなんらかの異常が出るようになった。
正常な方はアルファと呼ばれ、特権階級になり、異常がある方はオメガと呼ばれ、額に焼き印を押されてしまう。
アルファとオメガは離れて暮らすが、双子の片方が死ぬと、もう片方も死んでしまう。
オメガの中に、未来を予知できる少女が生まれ、世界を変えていくことに。

本書発売前に映画化権が売れたとか、ハリウッドはとりあえず青田買いでおさえとく、というのがあるとはいえ、まあ、映像化したら映えそうではある。
でも青田買いが過ぎんかvv

posted by ちー at 21:31| ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

凍りつく骨

「凍りつく骨」
 メアリ・W・ウォーカー著 講談社文庫刊

犬の訓練士の主人公は、借金で、自宅や訓練所、訓練している犬までも競売にかけられそうになっていた。
幼い頃の両親の離婚以来、会っていなかった父から手紙が来て、お金を用意できるとあったため、会いに行ったのだが、父が職場である動物園で虎に殺されたことを知る。

舞台は動物園で、主人公は犬の訓練士で、実にキャッチーなのだが、なかなか読み進められなかった。
一気に読ませる魅力にかけるというか。
アガサ賞受賞作!と帯にあるのだが、うーん、そこまでのものなのか?
posted by ちー at 23:45| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする