2017年02月26日

銀幕に踊る死 他

「銀幕に踊る死」
「蜜のような殺意」
「凍りついた絆」
 T・J・マグレガー著 創元推理文庫刊

「闇に抱かれた女」のあと、女性探偵がシリーズ化したものの第2〜4弾。

よくできたミステリーだし、どんでん返しもあるのだが、基本的なパターンを踏んでいるので、犯人が出てきた瞬間にわかってしまうv
でもそれが安心して楽しめる作になっているのかもしれない。

低血糖症の人が食べまくっているのに、普通体形という、低血糖症を誤解しそうな記述がある。
低血糖になるのは、普通、食べて得た糖分を、インシュリンがどんどん脂肪細胞に片づけちゃうからで、糖を吸収してないわけではない。
しょっちゅう低血糖症状が出るので、食べるが、カロリーがしっかり体につくので、低血糖症には太った人が多い。
このパターンじゃない例もあるだろうが、それはむしろ特殊なケース。
やせている人もいるが、ごく一部。
アメリカには低血糖症の人が結構いるらしい。

2作目ではレイプされて人生が狂うキャラがまた出てくる。
うん、狂うよね、人生。
加害者は軽い気持ちでやりやがるが#

2作目から夫婦の関係が色々描かれていくのだが、この夫婦、嫌だわ、私vv
夫は偉そう、浮気もする、なんでそんな男を我慢してるか、妻よv
posted by ちー at 22:21| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

闇に抱かれた女

「闇に抱かれた女」
 T・J・マグレガー著 創元推理文庫刊

女性作家が連続殺人犯ということが明らかになっているため、早々に犯人は予想がついてしまうのだが、それでも楽しめた。
どうして殺人犯になってしまったかというのも悲しい。
いや、殺人はイカンが。

主人公女性は探偵で、とにかく始終食べていないと、お腹が空いて空いてたまらない、でも太らないという、うらやましい(食べても太らないのが。始終食べないとならないのは不便v)体質という設定。
代謝異常なのか??
posted by ちー at 22:47| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

病める狐

「病める狐 上下」
 ミネット・ウォルターズ 創元推理文庫刊

イギリスの田舎、小さな村で起こる事件、群像劇。

旧家の老人は、昨年自宅テラスで凍死した妻を殺したと、脅迫電話を受けていた。
その館の隣りにある村の共有地である林には、移動生活者たちがやってきて、居住権を主張し始めた。

主人公という主人公がいなくて、村という舞台がある中で、色んな人の行動や感情が交差して物語ができていく感じ。
イギリスらしく、陰々欝々。
posted by ちー at 20:20| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

アルファ/オメガ

「アルファ/オメガ」
 フランチェスカ・ヘイグ著 早川書房刊

核戦争後、人類は男女双子で生まれ、片方は正常だが、片方にはなんらかの異常が出るようになった。
正常な方はアルファと呼ばれ、特権階級になり、異常がある方はオメガと呼ばれ、額に焼き印を押されてしまう。
アルファとオメガは離れて暮らすが、双子の片方が死ぬと、もう片方も死んでしまう。
オメガの中に、未来を予知できる少女が生まれ、世界を変えていくことに。

本書発売前に映画化権が売れたとか、ハリウッドはとりあえず青田買いでおさえとく、というのがあるとはいえ、まあ、映像化したら映えそうではある。
でも青田買いが過ぎんかvv

posted by ちー at 21:31| ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

凍りつく骨

「凍りつく骨」
 メアリ・W・ウォーカー著 講談社文庫刊

犬の訓練士の主人公は、借金で、自宅や訓練所、訓練している犬までも競売にかけられそうになっていた。
幼い頃の両親の離婚以来、会っていなかった父から手紙が来て、お金を用意できるとあったため、会いに行ったのだが、父が職場である動物園で虎に殺されたことを知る。

舞台は動物園で、主人公は犬の訓練士で、実にキャッチーなのだが、なかなか読み進められなかった。
一気に読ませる魅力にかけるというか。
アガサ賞受賞作!と帯にあるのだが、うーん、そこまでのものなのか?
posted by ちー at 23:45| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

ゼンデギ

「ゼンデギ」
 グレッグ・イーガン著 早川書房刊

文系SF作家とのことで、読んでみた。
実はこれの前に、「順列都市」というのを読んでみたのだが、どーにも読みにくくて途中で放棄。
再チャレンジで読んでみたのが本書。

本書は読めた。
確かにこれは文系SF。
というか、SFじゃないところの方が多い(笑)
裏表紙にあらすじが書いてあるのだが、そのあらすじの部分に達するまでに、本の半分以上がかかった。
前半はほぼ現代政治、ジャーナリズム小説だった。

機械の中で精神的に生きる、というテーマの小説は多いが、これは技術的にそれを達成しようとしている時代の話。
その点ではチャレンジャーなのだが。
なんだかなー、このラストは、「ええ?今までやってきたことはなんだったのー?」だった。
posted by ちー at 23:06| SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月31日

女性判事

「女性判事 上下」
 ナンシー・テイラー・ローゼンバーグ著 講談社文庫刊

女性判事として働く主人公。
仕事、仕事で、きてしまい、もう子供を産むのをあきらめた。
警官が容疑者を殴って自白させたため、自白を証拠として取り上げられなくなり、結果容疑者は釈放され、被害者のボーイフレンドから脅迫される。
妹夫婦が殺され、甥っ子を引き取ることになったが、この甥の殺人である可能性もあったりvv
仕事もプライベートもひどい目に遭ってしまう。

主人公はキャリア女性の等身大ということで、アメリカでベストセラーになったそうだが、うーん、今いち魅力に欠ける。
特徴に欠けるというか。
まあ、だから読者が自身を投影できるのかもしれないが。

あと、犯人は、まさかあの人じゃないよね、それじゃズルイよね、と思ったら、そうだった・・・。
だめだって、そういうのはvv
読者にフェアじゃない。

それと、訳が悪いのかもしれないが、文章がカタい。
学校の作文か、みたいな。
posted by ちー at 20:52| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

白夜行

「白夜行」
 東野圭吾著 集英社刊

「幻夜」より、こっちを先に読まなきゃいけなかったv
続きを先に読んでいるので、あー、あのヒト昔はこうだったのね、とわかっているのが興をそいでしまったのがもったいなかった。

しかし、あのヒト、あんな目にあって可哀想だから、という感じでラストなのが、なんだかなーv
ええ?可哀想だったけど、その後色んなことしてるんだよ?
さらに次の本でも色んなことをするんだよ?
可哀想ってvv
自分にヒドイことをした相手にだけ復讐するならいいんだけど。
posted by ちー at 22:14| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月25日

幻夜

「幻夜」
 東野圭吾著 集英社文庫刊

どうやら先に「白夜行」という本を読まなくてはいけなかったらしい。
でもこっちを先に読んじゃったから仕方ない。
この本はこの本で独立して読めるようだし。

このラストはね〜v
どうやらシリーズものらしいということがわかると、こうなるのもわからないではないが、でも、後味悪すぎるvv
posted by ちー at 22:43| ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月23日

日本人の「食欲」は世界をどう変えた?

「日本人の「食欲」は世界をどう変えた? 食料輸入を軸に、地球規模でグローバリズムを理解しよう」
 鈴木裕明著 メディアファクトリー新書刊

経済アナリストによる、日本人の食が世界に与えた影響についての本。
食料自給率の問題や、マツタケ、マグロなど日本人が世界から大量に輸入している食品が、現地をどう変えたかなど。

チリがサケ輸出国になったのは日本のおかげだったのは知らなかった。
チリで海産物の養殖を日本人がやっているのは知ってたけど、何もないところから始めてたとは。
posted by ちー at 22:15| 知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする